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徳島県が舞台の映画『道草キッチン』が2025年秋全国公開予定です!

2024年秋に板野町、吉野川市にて撮影が行われた映画『道草キッチン』が2025年秋に全国公開予定です。

「こんな所が映画に出ている!」と思うような見たことのある場所でのシーンがたくさん出てきます。公開をお楽しみに!!

STORY

更年期症状に悩む50歳独身の桂木さん。
この先どうして生きていこうかしら。

都会で小さな喫茶店を営む主人公・桂木立(りつ)。
家族や親戚もいない彼女は、余生を 1 人で生きていこうと決めていた。そんな折、再開発の影響でお店は立ち退きを余儀なくされ、閉店に。さらに、健康上の問題も重なり、将来への不安を抱え、茫然とする立。そこに突然、吉野川市から相続に関する通知が届いたことを機に、徳島への移住を決めた―

この映画は、主人公の立が初めて訪れる徳島の地で、様々な事情を抱えた地元の人々や、懸命に日本で生きるベトナム人たち、そして自然豊かな食材をもとに作られるベトナム料理を通じた至福の時間を経て、徐々に自分自身の中にある過去のわだかまりと真摯に向き合い、自分の生き方を見つめ直す、そんな女性の物語です。

  

INTRODUCTION

中江有里が26年ぶりに主演を務める映画「道草キッチン」
国内外で活躍する俳優やミュージシャンたちが集結

本作の主演は作家、俳優、歌手などマルチに活躍する中江有里。大林宣彦監督が手掛けた映画「風の歌が聴きたい(1998)」以来26年ぶりの映画主演作となります。共演には米国のエミー賞やゴールデングローブ賞を総なめにしている話題の『SHOGUN 将軍』で好演した金井浩人、映画『春原さんのうた(監督:杉田協士)』で主演を務め、マルセイユ国際映画祭にて最優秀俳優賞を受賞した荒木知佳、映画『誰かの花』(奥田裕介監督)の村上穂乃佳、映画「アウトレイジ 最終章」「首」など北野武監督作品の常連俳優であり、白羽監督作品も数多く参加している仁科貴、昨年の大阪アジアン映画祭招待作品であり、現在公開待機中の映画『すとん(渡邉りか子監督)』でメインキャストを務める本間淳志、映画「愛がなんだ」や Netflix「ちひろさん」など今泉力哉監督作品に出演する芝博文、また歌手やミュージカルの第一線で活躍する今陽子やミュージシャンの大塚まさじらも映画の主要な役どころで参加しています。

また、徳島県出身のピアニスト石井琢磨が参加しており、演奏曲「月の光(クロード・ドビュッシー)」がエンディング曲として作品に華を添えている。

CAST プロフィール

■中江有里(なかえ・ゆり)
女優・作家・歌手。1973年大阪府生まれ。法政大学卒。89年芸能界デビュー。NHK朝の連続テレビ小説『走らんか!』ヒロイン、映画『学校』などに出演。NHK BS2『週刊ブックレビュー』で長年司会を務めた。著書に小説『愛するということは』(新潮社)、『万葉と沙羅』(文春文庫)などがある。読書好きで知られ、本にまつわる講演やエッセー、書評を多く手がける。歌手としては、アルバム『La Chaleur-ラ・シャルール-』などをリリース。文化庁文化審議会委員。

 

■金井浩人(かない・ひろと)
1992 年5月12日生まれ。新潟県出身。2012年デビュー。デビューまもなくで映画主演を務めるほか、NHK大河ドラマ「西郷どん」、「麒麟がくる」などでその存在感を発揮。またオーディションを経て出演したドラマ、「SHOGUN 将 軍 」( Disney+)では物語を動かす重要な役の一人、樫木央海役を好演。その演技が国内外で注目を集めることとなる。エミー賞などの受賞に大きく貢献し、今後さらなる活躍が期待される。

 

■村上穂乃佳(むらかみ・ほのか)
1995 年7月5日生まれ、愛媛県出身。 UNBLINK所属。 特技は書道、茶道、華道、乗馬(5級)、テナーサックス。 主な出演作に、映画『神社』(熊切和嘉監督)、映画『誰かの花』(奥田裕介監督)、ドラマに2025年大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」、WOWOW「にんげんこわい」シーズン2 最終話「笠碁」、舞台 城山羊の会『萎れた花の弁明』(作・演出:山内ケンジ)など。 CM出演に「再春館製薬所 ドモホルンリンクル」がある。

 

■本間淳志(ほんま・あつし)
1988 年生まれ。東京都出身。主な出演作に、映画『校庭に東風吹いて』(16)、映画『僕らのごはんは明日で待ってる』(16)、YBS「セブンティーン、北杜夏」(17)、WOWOW「プラージュ~訳ありばかりのシェアハウス」(17)、WOWOW「片想い」(17)、映画『なれない二人』(18)、映画『21世紀の女の子(「ミューズ」)』(19)、ABC「サウナーマン」(19)などがある。

 

■荒木知佳(あらき・ちか)
北海道出身。滝川市ふるさと大使。映画『春原さんのうた(監督:杉田協士)』『彼方のうた(監督:杉田協士)』『走れない人の走り方(監督:蘇鈺淳)』舞台 彩の国さいたま芸術劇場『導かれるように間違う』、ロロ『BGM』、小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク『光の中のアリス』、ハレノワ創造プログラム 『終点 まさゆめ』等に出演。 また、幼い頃から学んでいる書道を活かし書道パフォーマンス、映画・舞台の題字等、書道家としての活動も行なっている。 2021年、KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD 2020にてベストダンサー賞受賞。同年、マルセイユ国際映画祭にて最優秀俳優賞受賞。

 

■ファム・ティ・フォン・タオ
1998 年 ベトナムのタイグエン出身。2017年4月に来日。本作が映画初出演作となる。

 

■芝博文(しば・ひろふみ)
1979 年 神奈川県出身。2006年より小劇場、自主映画などで役者としての活動を始める。主な出演歴に「わたしの、途切れない物語」(24/永田琴 監督)、WOWOW「オレは死んじまったゼ!」(23/長久允 監督)、Netflix「ちひろさん」、映画「愛がなんだ」(19/今泉力哉 監督)、「化け物と女」(18/池田暁 監督)、CM「GEORGIA【男ですいません】」、乃木坂46『インフルエンサー』相楽伊織 個人PV「映画館バイトの恋」(今泉力哉 監督)などがある。

 

■仁科貴(にしな・たかし)
1970 年京都府出身。明治大学中退。学生時代から、映画、演劇のスタッフ、声優などを経験し、96年俳優デビュー。映画「アウトレイジ 最終章」「劔岳 点の記」などの他に「呉清源~極みの棋譜~」「JOHN RABE」などの海外作品、ドラマ「刑事ゆがみ」「サウナーマン~汗か涙かわからない~」他多くの作品に出演。映画「首」に続き、北野武監督作品 7本目の参加となる「Broken Rage」 がAmazonプライムビデオにて配信中。

 

■大塚まさじ(おおつか・まさじ)
1950 年大阪府茨木市に生まれる。
1971 年「ザ・ディランII」を結成、5枚のアルバムを残し解散。1976年「遠い昔ぼくは」でソロデビュー。以来趣の異なるアルバムを発表し続けている。俳優としてNHK連続テレビドラマ等に出演。2014年谷口正晃監督の「父のこころ」に主演他、映画とも関わっている。著書にエッセイ集、歌詞集などがある。

 

■今陽子(こん・ようこ)
幼少よりジャズ・ポップスを好み、作曲家いずみたく氏に師事し、15歳でソロデビュー。16 歳で『ピンキーとキラーズ』を結成すると、デビュー曲「恋の季節」がダブルミリオン(約270 万枚)を記録し、17週連続でオリコン1位となり、数々の音楽賞を受賞。解散後、1981年に単身渡米し、ニューヨークで歌・ミュージカルを勉強する。帰国後は、ミュージカル、舞台、ライブ、テレビなど多岐に渡って現在も活躍中。

CASTコメント

【金井浩人】
素敵なスタッフ、キャストと一緒にこの作品を作ることができてとても幸せでした!
年代や国境を超えた人と人との温かい繋がりや、本作の一つのテーマとなっている「食」の持つ、「食べる」という事だけではない大事な側面が、丁寧に繊細に、徳島県という魅力に溢れた土地を舞台に描かれています。是非劇場でご覧ください!

【村上穂乃佳】
徳島でゆったりと優しい時間を感じながら撮影しました。徳島で出会った方々は本当に優しくて暖かくて…愛で… 真麻の役作りにおいて、まずはその雰囲気をとても大切にしました。 たくさんの出会いを通じて、人生の本質的な瞬間を感じられる作品だなと、私はそう思います。 是非ご覧ください!

【本間淳志】
初めての徳島。空港からバスに乗った際、車掌さんから開口一番「田舎なので、安全運転でゆっくり行かせてもらいます〜」とアナウンスがあり、すぐに街を好きになりました。
穏やかな空気が現場に流れ、白羽監督のもと、中江さんはじめ多くの素敵な共演者・スタッフの方々と濃密な時間を過ごした思い出の作品です。観ていただけたら嬉しいです。

【荒木知佳】
白羽監督とは初めてご一緒しましたが、現場には緩やかな時間が流れていて心地よかったです。主演の中江有里さんが料理を持っていると、わあ美味しそう、食べたいなと思わせてくださる素敵な力があるなと感じました。徳島の野菜を使った料理はどれも美味しく、特に蓮根のバインミーがおすすめです。映画を観ていただいた皆様に料理の味や匂いが伝わりますように。

【芝博文】
人生初めての四国訪問が、今回の徳島で叶うことになりました。これも不思議な「縁」ということだと思います。まず何より、今回の撮影でご協力頂きました徳島の方々に厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

【仁科貴】
「食べることは生きること」と云う言葉がありますが、食べるもの、一緒に食べる人、視覚によっても味は変わり、美味しいね、と言える相手がいた方が食事は美味しくなると言われています。食が生む人の心と、人と人との繋がり。そして、それぞれの生き方に与えていく変化。是非大切な人とご覧下さい。

【ファム・ティ・フォン・タオ】
人生初めての映画出演でしたが、キャストやスタッフの皆さんが温かく迎えてくれたおかげで、“出演している”というより、まるで自然にそこで生活しているような感覚でした。映画を通じて、ベトナム料理が単なる食べ物ではなく、人と人をつなぐ存在で徳島の食材で作る故郷の味は、ベトナム人が日本社会に溶け込み、温かい地元の人々と共に生きる手助けにもなっています。私はこの映画で、多くのベトナム人の物語を伝えているのだと感じました。文化や食を通じて、両国の架け橋となることを願っています。

【大塚まさじ】
徳島との縁は古く、今も毎年秋に阿南での「月のまつり」に30年近く参加し、歌わせてもらっています。ベトナムも最初はホーチミンから中部へと汽車の旅をし、それから何年か後にはハノイの旧市街に滞在し、どちらも半月ぐらいの楽しい旅でした。そして今回は映画で徳島でお遍路さんとなって、ベトナムへも導かれました。全て嬉しいご縁ばかりです。

【今陽子】
凄く久しぶりの映画「道草キッチン」。ピッタリの役で(笑)主演の中江有里さん、白羽弥仁監督とも直ぐ仲良くさせていただき、若いスタッフたちとも打ち解けて楽しいロケでした。徳島にトータル 2 週間近く滞在まわりに何もないのが凄く新鮮で吉野川辺りの田園風景が凄くキレイでロケの合間の散歩が最高でした。一人の女性が田舎に移住してスローライフをスタートさせるってまさに今!私らしい役をいただき観るのが楽しみです。徳島にも詳しくなりましたよ(笑)。全く歌のない本格的女優業やらせていただきチョッピリ緊張しましたが嬉しかったです。

STAFF プロフィール

■白羽弥仁(監督・脚本)
1964 年、兵庫県芦屋市生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒。1993年に公開された『She’s Rain』で劇場映画の監督デビュー。その後『能登の花ヨメ』(2008)、『劇場版 神戸在住』(2015)、 『ママ、ごはんまだ?』(2016)はサンセバスチャン国際映画祭、ヴィリニュス国際映画祭に正式出品された。以降も、『みとりし』(2019)、『あしやのきゅうしょく』(2022)『フィリピンパブ嬢の社会学』(2023)と精力的に映画を撮り続けている。日本映画監督協会会員。

 

■知 愛(脚本)
シナリオ・センター、映画24区にて脚本を学ぶ。その後、矢崎仁志氏に映画脚本を師事する。主な作品『無伴奏』(2016)『XXX』(2015)『 1+1=11(イチタスイチハイチイチ)』( 2012)など。最新作『早乙女カナコの場合は(2025)』 が2025年3月14日に全国公開。

 

■石井琢磨(エンディング曲)
1989 年、徳島県鳴門市生まれ、名古屋育ち、ウィーン在住のピアニスト。東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を経てウィーン国立音楽大学ピアノ科に入学、同大学ピアノ科修士課程を満場一致の最優秀で卒業。ポストグラデュアーレコース修了。オーソドックスな古き良きクラシック音楽に主軸を置きながら、「クラシックをより身近に」をコンセプトにした 動画配信も行う新しいタイプのピアニストとして活動している。2016 年ジョルジュ・エネスク国際コンクール(ルーマニア・ブカレスト)ピアノ部門第2位受賞。1958年から開催され、ラドゥ・ルプーやエリザベス・レオンスカヤなどの世界的ピアニストが覇者として名を連ねる伝統あるコンクール史上、日本人ピアニスト初入賞の快挙。これまでにジョルジュ・エネスクフィルハーモニー、東京都交響楽団、名古屋フィルハーモニー、広島交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、のだめ祝祭管弦楽団等と共演。 NHK Classic Fes.2023「たくさんアンサンブル」にて総合司会を務め、NHK交響楽団アンサンブルメンバーと共演。国内外で演奏活動を行う他、”TAKU-音 TV たくおん”名義でYouTubeチャンネルを開設。総再生回数は1憶回を超え、チャンネル登録者数も31万人を超えて、なお増え続けている。2nd アルバム 「Szene」がオリコン、Amazon、楽天等のクラシック部門にて第 1位を独占。そしてポップス、アニソン等も 含むオリコン総合部門においてクラシックCDとしては異例の第3位にランクイン。2023年CD発売記念全国ツアー「Szene」オペラシティコンサートホール東京公演、そしてサントリーホール大ホール追加公演はどちらも発売 3 分で完売。2024年アルバム発売全国ツアー「Diversity」では総動員数1万人になるなど、今最も注目のピアニストの1人。MBSラジオにてメゾン・ド・ミュージック「たくま式ラジオ」のパーソナリティを務めた経験も持ち、 ヤマハ「月刊ピアノ」にて「たくおんEssay」連載中。 「楽器店大賞2023」ピアニスト部門大賞受賞。 第15回とくしま芸術文化賞奨励賞受賞。2024年9月に3rdアルバム「Diversity」をリリース。

CAST・STAFF

中江有里
金井浩人 村上穂乃佳 本間淳志 ファム・ティ・フォン・タオ
荒木知佳 芝博文 仁科貴
大塚まさじ 今陽子
堀内正美 角田龍平 前田有貴 片嶺穂乃佳
四宮義斗 福永祥子 五十嵐美紀 狩場航大 松原洋
タ・ティ・ハン グエン・ティ・フェ メイリン
萬川奨 グエン・ティ・フェ 萬川なつ菜

監督 白羽弥仁
脚本 白羽弥仁 知 愛
企画協力・プロデュース 三谷一夫
プロデューサー 向田優
協力プロデューサー 小谷晃一
音楽 妹尾 武
撮影 藍河兼一
照明 鈴村真琴
録音 松野泉
編集 目見田健
美術 西村立志
衣裳 チバヤスヒロ
ヘアメイク 上田 深里
助監督 岡本博文
制作担当 大宮 実
整音・効果 松野泉
グレーディング 小谷晃一

ベトナム料理 調理協力 ベトナム料理研究所
フードコーディネーター 佐伯 茉南

アシスタントプロデューサー 片嶺穂乃佳
キャスティング 曺 明実
スチール 林俊宏 萬川奨
宣伝美術 普照大督

エンディング曲:「月の光」作曲:クロード・ドビュッシー
演奏:石井 琢磨 (イープラス)
制作プロダクション キョウタス
配給 キョウタス

公開情報

■公開日・公開劇場
2025 年秋全国公開予定
■公式ホームページ
https://michikusa-kitchen.com

■公式SNS

   
■映画に関するお問い合わせ
配給:KYO+(キョウタス) info@kyotas.co.jp

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