第19番札所 立江寺
当山は人皇45代聖武天皇の勅願寺にして、天平年間、行基菩薩、聖武天皇の御后妃光明皇后安産の御念持仏として、勅命により閻浮壇金一寸八分の本尊延命地蔵尊をお作りになり、伽藍を建立御開基せらる。世に之を子安の地蔵尊と称し奉る。伽藍建立の地を卜するに当たり、白鷺1羽何処よりともなく飛び来り、橋(今の白鷺橋)の上に止まり、是仏天の暗示の霊域なりと直ちに伽藍を建立す。其後弘仁6年、弘法大師、四国開創の砌、当山に御留錫の上一寸八分の小像にては後世に紛失のおそれあり、自ら一刀三札六尺の大像を刻み、小像をその胸中に秘収之を安置して立江寺と号し、第19番霊場とされた。
当山は、元清水奥谷麓(今の地より西3丁現立江奥の院)にありて巨刹なりしも、天正年間、長曽我部の兵火に罹り灰燼に帰す。当時の藩主、蜂須賀侯初代蓬庵公の御信仰あつく、現今の地に移転、諸堂塔を建立され、旧観に復しすこぶる壮麗なり。
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立江寺
Tel:0885-37-1019
URL:立江寺ホームページ
ご案内
所在地 | 小松島市立江町字若松13 |
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駐車場 | 普通30台(300円) マイクロ5台(1,000円) 大型6台(1,000円) |
宿坊 | あり(200人) |
アクセス | ・JR牟岐線「立江駅」下車→約300m
・第20番へ約13.8km |