第16番札所 観音寺
当山は天平13年、聖武天皇の勅願道場として創立せられたと伝えられのち、弘法大師によって、本尊大慈大悲の千手観世音菩薩、及び脇士不動明王を悪魔降伏のため、毘沙門天王を鎮護国家のために刻まれて安置したといわれる。その霊験はことにあらたかで、当寺に伝わる、姑を虐待した女性が此の寺に来た時、雨中にもかかわらず着物から火をふいたという話もあり、本堂の脇にある松葉杖など、たくさんの奉納物がこれを物語っており、世人の信仰があつい。当寺も天正の兵火に焼失したが、のち再建せられて今日に至っている。
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観音寺
Tel:088-642-2375
ご案内
所在地 | 徳島市国府町観音寺49-2 |
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駐車場 | 無料 普通6~7台 マイクロ1台 |
宿坊 | なし |
アクセス | ・JR徳島線「府中駅」下車→800m
・徳島バス「観音寺」下車→約100m ・第17番へ約2.8km(※バス便有り) |