乳保神社のイチョウ
高さは約30m、幹回り約12m、推定樹齢900年以上といわれている。いちょうの古木は樹幹や枝から気根を生ずる習性があり、その形が人や動物の乳房が垂れた形に似ている。このご神木にも多くの乳房状の気根ができていたため乳との関連が想定され、古くから乳を病む女性や産後母乳の出が悪い女性はこの神社に祈願し、ご神木の乳房状の気根の先を白紙で結んでおくと病気や乳の出にご利益があると信じられた。こうしたことから“乳いちょう”の異名をとり乳保神社と呼ばれるようになって、遠近から多くの参詣者が訪れたという。(参考文献:上板町史)
昭和19年11月7日 国指定天然記念物
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所在地 | 板野郡上板町瀬部字西井内763 |
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おすすめの月 | 通年 ※11月下旬から12月上旬にかけて黄葉 |
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